第1807回例会(2025.3.4)を開催しました
松戸西ロータリークラブ 第1807回 例会 令和7年3月4日
点鐘 山本 衛 会長
国歌斉唱
ロータリーソング斉唱
食事
会長挨拶 山本 衛 会長
皆さん、こんにちは。いよいよ3月に入りました。来週はIMです。振替例会になるため、3月13日木曜日 松戸市民劇場 15時点鐘です。お間違えのないように、よろしくお願いいたします。今年に入りいくつか地区のセミナーに出席してきたので、報告させていただきます。
地区国際奉仕セミナー・補助金セミナー・RLI卒後コース・地区行動計画推進セミナー。
なかでも、特に報告する必要があるのが、地区行動計画推進セミナーです。内容は、ざっくりと紹介すると、戦略計画を立てて、長期的なビジョンをもちましょう。ということです。さて、松戸西RCでは、昨年度、関口・浅野年度にて、2023年~2026年にかけて、クラブビジョンと戦略計画が、作成されております。中身を紹介します。
クラブビジョン
松戸西ロータリークラブでは、地域でも目に見える形での奉仕活動に取り組み、国際交流、親睦等を伸ばしつつ、魅力的な例会の開催やクラブ活動を行うことにより、現会員の退会防止、及び適正な会員数を増強し、持続可能な運営を行います。
戦略計画
大会防止及び会員数40人へ増強する
国際交流、親睦活動をより充実させる
行政と連携し、子供たちへの支援として青少年活動に取り組む
魅力的な例会を実施し、柔軟性のある会の運営を行う。
とあります。これは、3年計画となっており、関口・浅野年度にて、初年度。今年2年目です。来年度で、見直しとなりますが、果たして、クラブビジョンと戦略計画に沿って、今年度は、実行できているかどうか。実は、この出席したセミナーなんですが、他のクラブと討論する機会があったんですね。そこでわかったことは、ほとんどのクラブが戦略計画やビジョンを記していないんですね。もちろん、自分も、戦略計画を作成していなかったんですが、たまたま関口・浅野年度にて、クラブビジョンと戦略計画を掲げたため、自分もそれを踏襲しただけです。ただし、この戦略計画を持っているということは、実は、素晴らしいことなんだと、強く感じた次第です。ただし、戦略計画を持っているだけで、安心してはいけません。事例紹介で、出てきた話なのですが、5年前、40人いたクラブが、当時戦略計画を作成したんですね。そのクラブが、実際には、戦略通りいかず、現在は、会員が、約半分の20人になってしまった事例もありました。戦略計画を持ち、それをチェックしながら、運営をしていく。これが一番大事なことだと実感しました。少々、目標が高いような気もするのですが、戦略計画に沿うことを目標に、運営をしたいと思った次第です。
幹事報告 河合 直志幹事
能登半島豪雨災害支援金の御礼と報告
ストリートビューでつなぐ祈りのハーモニー開催のご案内
MCRレポート送付のお知らせ
財団室NEWSが届いております。
バギオだよりが届いております。
卓話 中村 文典会員 「いまさら聞けないロータリー用語」
みなさん、こんにちは。いよいよ卓話が回ってきてしまいました。だいたい3年に1回くらい、回ってくるのですが、私も入会して、20年近くになるのですが、ここ数年、3年から5年くらいの間に、新入会員の方とか、多くなってきたので、一度、お手元にくばった、「いまさら聞けないロータリー用語」というのを、青森RCの卓話で出されたものですが、今一度、勉強していきたいなと思います。ロータリーって、いろいろ、普通使われないような言葉だとか、よくありまして、それを、もう一回勉強してもらえればなあと、思います。
最初に、国際ロータリー
世界各地のロータリークラブを会員とする連合組織である。200以上の国と地域に3万6000近くのクラブを擁し、会員数は約118万人である。これ、2年前くらいの資料なので、若干数字の違いがあります。
会場監督 SAA
私が今、帯にしている。これがSAAという役職です。これにつきましては、後でもう少し詳しく最後に説明させていただきます。
ニコニコ箱 Smile Box
先ほど回ってきたやつです。それ、スマイルボックスですね。これ、会員が例会場で自由意志で、善意の寄付金を入れる箱である。
親クラブ
親クラブというのは、西クラブは中央クラブが親クラブに該当します。
ガバナー
千葉県を代表する責任がある方で、RI理事会の一般的な指揮、監督の下に行う、その地区におけるRIの役員である。RIというのは、世界ロータリーの、役員ですね。地区内のクラブの管理は、ガバナーの直接監督下に置かれる。ガバナーは、地区内のクラブに対する指導および監督を行うことで、ロータリーの目的を推進する任務を課せられている。
ロータリーの目的は、わかる方、いらっしゃいますか。主たる目的は、地域社会、職場と、世界中での奉仕。ロータリアンは、事業の均衡、飢餓、環境、地域社会、暴力などの現代の最も危機的な、問題に対応する。これが大きな主たる目的になっております。
諮問委員会及びパスト・ガバナー
元ガバナーですね。各地区は、元ガバナーから成る諮問委員会を設置するものとする。地区内における元ガバナー全員によって構成されている。ウチのグループのなかでは、4名のパスト・ガバナーがいます。
4つのテスト
真実かどうか
みんなに公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか
今一度、これ、全員でこれを、唱和したいと思います。
真実かどうか
みんなに公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか
1932年にロータリアンのハーバード J テーラー により創作された。1934年に国際ロータリーに採用された。これがロータリーの4つのテスト。かなり前から、皆さんご存じかと思います。
米山梅吉
この方について、少し説明申し上げます。この方は静岡県三島生まれで、明治元年、1868年生まれ。三井銀行に入行され、その後、三井信託銀行の初代社長になられております。大正9年、東京RCを日本で初めて、設立されました。
米山記念奨学会
日本の大学及び大学院に在籍している外国人留学生に奨学金を支給し、国際理解と親善に寄与することを目的とした日本のロータリー独自の国際奨学金制度。
高橋さんと、有高さんが、米山の担当であります。
インターアクトクラブ
インターアクトクラブは、奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で相共に活動する機会を青少年に与えるために結成される。入会できるのは、年齢12歳から18歳までの人である。
メークアップ
メーキャップとか、言われていますが、正確にはメークアップです。自分が通常の例会に、自分のクラブの例会に参加できないときに、他クラブに訪問することができる。皆さん会員証を頂いていると思うのですが、あれを持っていくと、どこのクラブでもフリーパスで、お邪魔できる。ということになります。
RYLA
年齢12歳から、18歳までの、若い人のための、RI常設プログラム。
ポリオプラス
ポリオプラスは、RIの特別プログラムであり、撲滅の証明が達成されるまで、他のすべてのプログラム以上に優先される。
ポリオウイルスが原因になっている感染症なんですが、急性灰白隨炎、(きゅうせいはいはくずいえん)脊髄症小児麻痺と、呼ばれ、病名のとおり、小さな子供、乳幼児、これにかかることが多い病気でして、急性弛暖性麻痺と呼ばれる、手足がだらんとする、麻痺性症状になります。弛暖性麻痺を起こすのは、ポリオウイルスに感染した人のうち、1%以下と言われていますが、麻痺が現れると、回復せずに、一生残ってしまうことが、多いそうです。乳幼児に比べて少ないものの、成人も感染する恐れがありまして、成人では、重症化しやすく、15%~30%の人が死に至ってしまう。ポリオワクチンを接種することで、ほとんどの人が、十分な抗体を得ることができます。日本では2012年以降、不活化ポリオワクチンが、定期接種の対象となっておりまして、2023年3月までに、生後3か月までが、公費でのワクチン接種開始時期だったが、2023年4月からは、1か月早まり、生後2か月から、接種をすることができる。というふうになっております。
モンゴルの水を飲みながら、地域のカメラに人に、「ロータリーの目的は何ですか?」と聞かれ、「ポリオ撲滅です。」なんてね、石井さんが言って、「なんで、そんなこと、言っているのかな?」と、思いましたけれど、最終的には、そのポリオというのも、撲滅の運動の、一つだと、私は思っております。
最後に先ほど申し上げた、SAA
会場監督 SAA Sergeant at Arms
Sergeant というのは、士官。 Armsというのは、武器。成瀬さんに、「SAAとは、何ですか?」と、しょっちゅう言われておりましたけれども、これが、おおまかな意味になります。直訳すると、武装士官ですね。その起源は、中世イギリスの、領主の身辺を守るために選ばれた、武装士官で、ナイトに準ずる。SAAというのは、審議機関ではなく、理事会を超越した、例会上における、絶対的権限をもつ、執行機関。審議機関ではありませんが、理事会に必要に応じて出席し、意見を申し上げることもできる。SAAはそのため、通常は、会長経験者や、ロータリー経験者が、主導するのが、望ましいといわれています。具体的なSAAの職務ですが、一つは、例会の式進行。これは、うちのクラブの場合は、皆さん持ち回りで、やってもらっております。二つ目、会場の入場退場の許可。例会場の、開閉ですね。早退、遅刻の、承認や、拒否。四つ目としては、私語に対する、警告。五つ目は、卓話の時間の遂行。その他、例会場の秩序を乱す行為に対しての、警告と退場命令。すごいですね。すごい権限があるんですね。例会場の設営と、設置。指示ができるんですね。食事の献立、業者の設定、食事の手配。これもSAAの役なんですね。ニコニコの管理、募金状況の報告。等がございます。ある資料ですと、SAAの任務については、秩序正しく、品位があり、しかも効率的なロータリークラブを会合を維持することに努力。秩序正しく、品位ありというのは、ぴったりですね。クラブの訪問者、来賓に、良い印象を与えるようにすること。ロータリークラブの品位および、信用を落とすか否か、出来事を、常に気を配っていかなければならない。と、戒められています。非常にSAAの役職というのは、私も、SAA結構長いんですね。SAA、4~5回やっております。結構やる任務が多いなと思います。
別紙に決議23-34
手続要覧に社会奉仕の章に、「社会奉仕に関する1923年の声明」と、して詳細に記載されております。社会奉仕活動に対する方針の決議23-34の本文は、ロータリーのバックボーンともいうべき重要な決議で、これは1923年国際大会に34号として上程決議され、その後5回程追加補正が行われました。その中で、『ロータリーは基本的には一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕ー「超我の奉仕」ーの哲学であり「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」という実践倫理の原理に基づくものである。』という、この決議の前文(1)に記されたロータリーの人生哲学と実践倫理は最も肝要な部分で、何人もこれを書き換えることのできない程の名言であり、ロータリーの精神的基盤です。その他社会奉仕を実施するに際しての諸注意事項が列挙されていますが、この決議は、単に社会奉仕のみでなく、あらゆるロータリー奉仕活動のあり方、基本を示したものとしてロータリーの活動実践の拠り所として熟知しなければならないものとされています。
よくいろいろな会合で、決議23-34と、お話がありますので、この文章をよく、ご理解のうえ、聞いていただけると、理解されるかなと、思います。
ロータリアンの守るべき道
(1)例会に欠席する場合は、必ず事務所に前もって連絡しましょう。そして欠席の補填は必ずしましょう。
(2)例会上では、他クラブからのビジターやゲストの方々に、親睦活動委員だけに委せず全員が温かく迎え、友愛に心掛けましょう。
(3)例会中は極力私語はつつしみ、居眠りもつとめて止めましょう。
(4)各種出席の返事、アンケートの回答は迅速に応えましょう。
(5)会費の支払其他、守るべき期日は必ず守りましょう。
(6)服装は清潔にし、他の人々に不快の念を与えぬようにしましょう。
(7)ロータリーの会合には、ロータリーの襟章を付けましょう。
(8)どこで会ってもロータリアン同士は、快く会釈し親睦につとめましょう。
(9)例会所要時間に60%出席すれば一応出席と見なされますが、よほどの理由が無い限り、閉会の天鐘まで在席しましょう。
(10)良いこと、不幸なこと、何かにつけて仲間の会員に、真心で接し喜び合い、慰めあい援助しましょう。
(11)分からないことはなんでも会員に尋ねましょう。尋ねられたら誠意をもって応えましょう。
(12)「4つのテスト」を実践しましょう。
(13)ロータリーの活動は善意から出発します。一人ひとり善意の奉仕を実践しましょう。
以上ロータリーの守るべき道。これを最後にして、卓話とさせていただきます。ありがとうございました。
ニコニコ発表 杉浦 昌則会員
点鐘 山本 衛 会長
閉会