第1781回夜間例会(2024.8.20)を開催しました
松戸西ロータリークラブ 第1781回 夜間例会 令和6年8月20日
司会進行 日暮 孝行会員
点鐘 山本 衛会員
会長挨拶 山本 衛会員
先日の日曜日に山田会員のお見舞いに行ってきました。元気な御様子でした。
国際ロータリーの方針が、今までトレーニングに、重きを置いていたのですが、最近は、トレーニングから自ら学ぶ、ラーニングへと、移行しつつあります。わかりやすい例を述べます、ガバナーを補佐する地区研修リーダーの名称が、あります。
寒郡ガバナーに対して、橋岡ラーニングファシリテーター
昨年度は、鵜沢ガバナーに対して、寺嶋ラーニングファシリティテーター
一昨年は、小倉ガバナーに対して、得居研修リーダー
その前は、梶原ガバナーに対して、宇佐美地区研修リーダー
と、なっています。
研修の部分が、研修からラーニングへと、変わっている点に、注目しなければ、いけません。情報研修会も、トレーニングセミナー、そして最近は、ラーニングセミナーと、名称が変わっている点も、重大な変更です。
会長になる前に受ける研修会も、
PETS プレジデント エレクト トレーニングセミナー だったのですが、
PELS プレジデント エレクト ラーニングセミナー と、名称が変わっています。
PETSのほうが、ペッツと、言いやすいのですが、今は、PELSなんです。
国際ロータリーは、研修に重きを置いているのですが、研修という名称を、トレーニングから、ラーニングへと、変えている点を、考察したいと、思います。トレーニングとは、技術や知識を得るための指導や練習をする事です。さらに、ラーニングは、学び、学習、身につける事、記憶すること。一見、同じ意味に感じるのですが、両者には、決定的な違いがあるのです。皆さん、両者の違いは、わかるでしょうか? 同じ学習をするという意味なのですが、ラーニングは、より、自ら学ぶ。という点が、強いのです。人に教えられて、学ぶより、自ら興味を持って学ぶ事のほうが、理解も深いですし、より高いレベルの知識が、得られます。皆さんも、そうではありませんか?人に言われて、知るよりも、自分で調べて調査したほうが、知識として、深くないですか?ロータリーでも、先輩に教えて頂き、理解する点も多いのですが、どうしても、わからない事は、自分で調べて、自分のなかで、結論にたどり着くことは、ありませんか?やはり自分で調べて理解して、知識を深める事が、一番理解が深まるのです。という事で、国際ロータリーでも、人に教えてもらうトレーニングから、自ら学ぶラーニングへと、舵を切ったと、自分は、理解しております。ここのところは、皆様の異論もあると思いますが、そこを踏まえて、10月のガバナー訪問では、クラブ内で、セッションを行う内容となりました。具体的には、ガバナー卓話の後、クラブ内でセッションを行います。内容は自由にクラブで決めて良い、という事です。尾崎ガバナー補佐が、事前にクラブセッションを見て下さるため、松戸西では、そこを最終目標に据えて、クラブ協議会を、その準備にあてようと思います。
セッションと言いましても、結構難しいです。セッション一つ一つは、シナリオがなく、どのような方向に、進んでいくのか、予想が立ちません。どんどん発言を頂き、活発なセッションがあるかと思えば、沈黙してしまい、全く議論が深まらない、セッションもあります。大事なことは、参加している人が、自分自身の「気づき」が、でるような内容にすることです。ロータリー全般に対して、自ら学ぶ、ラーニングにつながるよう、松戸西らしい、松戸西のためになるような、セッションを目指して、皆様のご協力をお願いする次第です。
幹事報告
ロータリーデイBBQ大会ご案内 9月14日 於イオンモール幕張
コーディネーターNEWSが届いております。
ハイライト米山が届いております。(モンゴル米山学友会創立10周年記念式典 記載あり)
MCRレポートが届いております。
初恋短歌大会 締切8月24日までです。提出お願いします。
卓話 山本 衛会長 「新会員向けのオリエンテーション」内容の報告
まず、卓話の経緯からご説明させていただきます。山本 沖会長年度に話は、さかのぼります。山本 沖会長に、新入会員に対して、なんらかのクラブにおける研修をするように、命じられました。そのときの新入会員は、吉田 健会員だったんですね。松戸西RCでは、新入会員に対して、研修をするということが、なかったので、そこで、新たに、新入会員に松戸西RCについて、知ってもらう内容の研修プログラムを作成しました。それがこの内容です。第1回松戸西オリエンテーション 大まかなロータリーの説明と、松戸西の紹介 第2回松戸西オリエンテーション ロータリークラブの大まかな説明という内容を、カラーコピーで作成し、吉田会員へ例会前に2回にわたり、オリエンテーションを行いました。その後、竹内義彦さんの入会があったのですが、竹内さんは、再入会だったので、2005年プログラム委員会内の出席委員 2006年には国際奉仕委員長もされていたんですね。そこで、新入会員向けのオリエンテーションは、必要ないと判断しました。その後、関口会長年度となり、山岡治さんの入会、福田康宏さんの入会、日暮孝行さん、高橋栄一さんと、入会は続くのですが、新年度のため、研修向けオリエンテーションは、特にしない状態となっておりました。
そこで、今年度、新入会員向けのプログラムを山岡さん、日暮さん、高橋さんにしたほうが良いと考えました。折角作った資料ですし、この内容を、再度行えばよいと、考えたんですね。理事会で承認を受けて、オリエンテーションをしようと企画したのですが、その理事会の結果は、その内容を、卓話で話して欲しい。と、いうことでした。
卓話にすると、新入会員向けの内容なので、新入会員が休みだったり、吉田さんのように、既に聞いている方もいますし、何より、ベテランの会員に対して、今更松戸西のオリエンテーションというのも、なんだか場違いの気もするのですが、理事会において、卓話として聞きたい。という事なので、本日の卓話という事になりました。ベテラン会員には、研修の必要はないのですが、「ここを、こうしたほうが良い。」とか、「こういう内容を加えたら。」とか、ご意見いただけたらと思います。山岡さん。日暮さん、高橋さん。向けの内容ということを、承知して、聞いて頂けたらと思います。
まず、ロータリークラブとは何か。これ、結構難しいんですね。ベテランでも、難しい。新入会員が最初に思う疑問です。
ロータリーの定義ですね。
「ロータリーは、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和に寄与することを目指した、事業および専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体である。 」
と、あります。これが定義です。
ロータリーの定義のなかから、「人道的な奉仕」
松戸西RCの過去の奉仕活動を紹介します。
令和4年9月20日 松戸市内の小学校へ 教育用ドローンを寄贈 山本沖年度、ですね。山野井会員が中心になってドローンを寄贈しました。本郷谷市長へ、手渡している写真です。
2016年6月1日 松戸西RC創立30周年 戸定邸へベンチを寄贈 細田年度ですね。 松戸にある戸定邸へ、ベンチを寄贈しました。
2014年 スリランカの小学校へ 音楽室へ楽器を寄贈 河合 山野井年度です。 地区の補助金を頂き、海外事業をしました。
2015年 障害者施設へ 音響設備寄贈 花壇の設置 細田年度です。 これも、地区の補助金を頂き、国内の社会奉仕を行いました。
2017年 モンゴルの小学校へ 公衆トイレ寄贈 谷口年度です。ここから、モンゴルへの事業が始まり、先日の関口前会長、浅野前幹事の、モンゴル名誉市民受賞とつながります。
2014年 矢切のベンチ清掃 これは、矢切のベンチは、松戸西が、過去に寄贈したベンチですが、このベンチを清掃しようと、いうことで、皆で清掃した、社会奉仕活動です。
他に
松戸まつりにて危険ドラッグ撲滅運動
献血推進月間に、献血協力
モンゴルの子供たちに布団寄贈
などなど、多数の奉仕事業
そして、先ほどのロータリーの定義に戻ります。「あらゆる職業において高度の道徳水準を守ることを奨励」とあります。
松戸西RCの会員紹介したいと思います。会員の紹介です。
ご覧頂いた、会員の職種のように、あらゆる業種で活躍中 というところが、ポイントです。
ロータリアンは、それぞれの職業に対してのロータリーから選ばれた代表である。職業倫理と奉仕を適用することができれば、会員の属する業界全体を向上させることができる。 「ロータリーの心得より」 ガイ・ガンディカー(1923-24会長)
松戸西ロータリークラブに在籍しているということは、その業界に選ばれた、代表選手です。その代表選手が、職業倫理と、奉仕を続けることによって、業界そのものを、向上させることができる。業界の発展につなげることが、できるのです。
ロータリーの三大義務です。
・例会に出席すること。
・会費を納入すること。
・ 「ロータリーの友」を購読すること。(地域機関紙を読む)
例会に出席する。では、出席できない場合はどうするのか。メーキャップすることができます。松戸市内55クラブ 千葉県内 82クラブ 日本国内 2223クラブ 世界 200か国 34000クラブ メーキャップは、無限の出会いと可能性に、満ち溢れています。 是非、メーキャップしてください。
三大義務 会費の納入 この金額ですが、改定になります。そうしますと、1回の費用は、5400円くらいになります。松戸西RCの例会は、 会員が、協力して企画・運営している。 参加して、協力し合い、楽しい例会活動にしていきましょう。 せっかく松戸西RCへ、入会したのだから。
「ロータリーの友」を購読すること。 「ロータリーの友」は、 毎月、会員に配布されます読んで投稿しましょう。これは、過去の掲載の記事です。スリランカ楽器寄贈や、米山奨学生サジーさんの記事が、過去には掲載されました。
松戸西には、グルメ会があります。美味しいお店を訪問して、回る会です。過去には、様々なお店に行きました。グルメ会でないと、いけないお店もたくさんありました。
松戸西には、野球部があります。来月9月7日には、甲子園球場で、試合があります。
松戸西には、ゴルフをするために、ウエスト会があります。
松戸西RC まだまだ魅力を紹介したいのですが、 今回は、ここまでにします。
次に、ロータリーの理念関係のお話です。
ロータリーの創始者 ポール・ハリスです。
1906年2月23日初例会、この4人で最初の例会が行われました。
ガスターバス・ローア 鉱山技師
ハイラム・ショーレイ 洋服商
シルベスター・シール 石炭商 初代会長
ポール・ハリス 弁護士
ロータリーの二大標語
超我の奉仕
「Service Above Self」
最も多く奉仕する者、最も多く報いられる
「One Profits Most Who Serves Best」
超我の奉仕
「Service Above Self」 ベンジャミン・フランク・コリンズ 提唱 1911年ポートランド国際大会 その後1950年デトロイト大会にて ロータリーの標語となった。
最も多く奉仕する者、最も多く報いられる 「One Profits Most Who Serves Best」 アーサー.F.シェルドン 提唱 初期ロータリーの指導的人物
シェルドンは、ビジネスはすべて社会に尽くす手段でなければならないという信念とともに、生きました。
ロータリーの「4つのテスト」
言行はこれに照らしてから
1) 真実かどうか
2) みんなに公平か
3) 好意と友情を深めるか
4) みんなのためになるかどうか
ロータリーの「4つのテスト」 ハーバード J. テーラー 「4つのテスト」草案者 倒産寸前の会社の再建を任されたとき、モラルの向上として「4つのテスト」を作った。 1942年RIへ「4つのテスト」権利を譲渡している。 RIでは職業奉仕にふさわしい 職業倫理訓として認めています。
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある;
第一 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;
第二 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること;
第三 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること;
第四 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること;
決議 23-34
ウィル R. メーニャ
1923年 ロータリーの実践派と、理論派の対立による分裂を 決議23-34により回避
決議23-34は、ロータリーの目的に基づくすべての実践活動に対する指針であると同時に、ロータリーの二つの奉仕理念をロータリー哲学として確定したドキュメント。歴史的な文書である。 決議 23-34は、名文書です。是非、御一読してみてください。
以上 ロータリーの理念に関わることを記しました。これらは、基本的なことでありますが、他にも重要なことは、沢山あります。 松戸西RCにて、ひとつひとつ一緒に勉強していきましょう。
委員会報告
石井 弘 会員 国際奉仕委員会より 8月24日 地区 奉仕プロジェクトセミナーにて、当クラブより、モンゴルウランバートル市スフバートル区 名誉区民受章の報告をさせて頂きます。 国際奉仕のところで、山本会長に3分して頂きます。是非とも素晴らしい発表をお願いしたいと思います。
委嘱状授与
第2790地区 RLI実行委員会委員 山本 衛会長
山田 正記会員
山本 沖会員 財団委員会より
ポール・ハリス・フェロー 山本 衛会長
ニコニコ発表
吉田 健会員
点鐘 山本 衛会長
閉会
食事