第1780回例会(2024.8.6)を開催しました
松戸西ロータリークラブ 第1780回 例会 令和6年8月6日
司会進行 山野井 章会員
点鐘 山本 衛会長
国歌斉唱
ロータリーソング斉唱
お客様紹介
松戸短歌会 会長 塩入 照代様
矢切地区風致保存会 深山 能一様
第2790地区DEI推進委員会 委員 伊藤 優花様(浦安ベイRC)
食事
会長挨拶 山本 衛会長
本日は、矢切地区風致保存会 深山 能一様、松戸短歌会 会長 塩入 照代様、ご来会、ありがとうございます。また、浦安ベイRCより伊藤 優花様、メーキャップして頂き、ありがとうございます。本日は、短歌について、塩入先生よりレクチャーをして頂く例会となっております。8月24日の締め切りに向けて、皆様応募をお願い致します。伊藤様も、折角のメーキャップです。是非、短歌を応募していただけたらと思います。
さて、本日はガバナー月信の話をしたいと思います。ロータリーでは、例会の他に様々なレター類が届きます。ロータリーの友、ガバナー月信、学友会ニュースレター、財団室NEWS、MCRレポート、バギオだより、風のたより、コーディネーターニュースなどなど、情報に溢れています。そこで、WEB配信ですが、必要な時に読めて、場合によっては、過去の記事も振り返ることができ、便利な反面、パソコンや、メールを持たない方が、読むことができないという、欠点もあります。発行側は、コストが削減され、資金を内容の方に回せるため、より中身の充実を求める事ができます。いずれ、ほとんどの発行物が、ネット配信になるのかもしれません。が、ここで、一つ考察したいと思います。
今年度より、ガバナー月信が、WEB化に伴い、配布数量が、クラブ会員の半数になるそうです。具体的には、松戸西27名のうち、13名しか紙の誌面が配布されないということです。では、誌面でもらえない人は、どうするか。WEBで見るか、自分で印刷してガバナー月信を読むということです。今まで、気にした事は無かったのでずが、自分で印刷をして読んだり、ネットで読むよりは、紙の実物の、紙面で読みたくなるもので、紙面が貰えないとなると、急に誌面が欲しくなるものです。もしかしたら、そういった精神的な価値観の向上も、このWEB化には、あるのかもしれません。紙に印刷された、文庫本等の小説は、手に取って、どこまでよんだかわかるので、自分は読みやすいです。小説の最も面白い部分は、大抵最後のほうにくるので、クライマックスが近づくと、たいてい残りわずかなページを、必死になってめくって読むのですが、電子版ですと、どこまで読んでもゴールがなくて、読んでいて不安になります。読んでいて、前の場面に振り返りたいときに、前の場面にたどりつけないことも、よくあります。自分より若い世代の人に聞くと、WEB小説から入っている人もいて、慣れてしまっている感じもします。これからの世代の人たちは、電子版で小説を読むのが主流になるのかもしれません。
ロータリーの三大義務に、例会の出席、会費の納入、地域機関誌を購読。というものがあるのですが、地域機関誌、日本では「ロータリーの友」ですね。ロータリーの友は、既に電子化され、毎月発行されているのですが、完全に電子化は、あり得るのでしょうか?ロータリーの友を電子化すれば、予算の削減、利便性の向上等のメリットがあるのですが、パソコンを持たない方が読むのは、無理だと思います。これだけの紙面を、家で、印刷するのも現実的ではありません。やはり、毎月届くロータリーの友を、時間のあるときに、パラパラとめくって、ゆっくりと読むというのが、普通であると思います。やはり、ロータリーの友を電子化してしまうと、読まなくなってしまうのが、現実ではないでしょうか。
ガバナー月信同様に、数を減らして発行するのでしょうか?三大義務である、機関誌を読むという事に、ロータリー側が、どんな配慮をそこにしていくのでしょうか。ロータリーが、時代の推移に、どのようにしてついていくのか。我々は、そこを、しっかりと、見守って、次の代に、三大義務が、どのように継承されるのか、見届ける必要があるのではないでしょうか。
幹事報告 河合 直志幹事
学友会より ニュースレターが届いております。
国際ロータリー プロジェクトセミナーチラシが届いております。
会員増強の新クラブ結成推進月間リソースのご案内
ポリオプラスソサイティのご案内
国際ロータリー理事より ジャパンポータルサイト 資料が届いております。
ロータリーデイ バーベキュー大会のお知らせ 9月14日(土) 於 幕張イオンモール
伊藤 優花様(浦安ベイRC)
浦安ベイRCの伊藤優花です。私今、第2790地区、83箇所あるんですが、来年度幹事をやる事になりましたので、それに備えて、
いろんなクラブを回らせて頂いて、ロータリーについて学ぼうと思っております。今、83カ所の内こちらで11カ所目になります。
FACEBOOKで各地を回っている様子と、このクラブこんな感じだったよという様子をあげておりますので、もしよろしければ、FACEBOOKを見て頂けると嬉しいです。
バナー交換
伊藤 優花様(浦安ベイRC)
山本 衛会長(松戸西RC)
矢切地区風致保存会 深山 能一様
御紹介頂きました、矢切地区風致保存会 会長を務めさせて頂いております、深山と申します。御縁を大変頂きまして、西ロータリーの皆様方には、「初恋短歌大会」大変な御尽力を賜りましておりますこと、心から感謝申し上げる次第であります。今年の第19回目の短歌大会を催す形になっておりますけれども、今、作品を募集しておりまして、すでに事務局のほうには、多くの方が、短歌に投稿を頂いていている次第でございます。そして松戸短歌会の会長の塩入先生のほうに、選者になって頂きまして、投稿して頂いた方々の、選者をして頂いて、それぞれ、甲乙つけ難い、というのが、毎年毎年のお話なんですが、選ばせて頂いて、入賞された方々には、色々なお力添えを頂いて、矢切地区のなかに、短歌の碑を、建てさせて頂く計画を、させて頂いておりまして、今、四回目の、色々と場所が定まらない経過がありまして、短歌の標語は作らせて頂いているのですが、それを、これから、設置をさせて頂く形になっている次第でございます。ご案内のように、短歌というのは、後、塩入先生からいろいろなお話があると思うのですが、手前どものほうは、「野菊の墓」。といいまして、伊藤左千夫の小説、ご案内のように、矢切が舞台でございまして、ご本人は茂原の匝瑳市のほうのご出身でございますが、裕福な農家の家庭に生まれましたものですから、文学といいますか、志しをして、こちら、東京のほうに、勉強で来ていて、与謝野晶子さんですとか、夏目漱石さんとか、そういういろいろな方々と交流があったなかで、もともとは、短歌、与謝野晶子さんの関係のなかで、勉強されていたのですが、小説を、「野菊の墓」という小説を書いて、夏目漱石さんに認められて、という流れのなかで、一つの大きな足跡を残されている方でございます。東京に住んでおられた。ということもありますし、松戸の矢切に、斉藤家というところに居候されておりまして、斉藤家に奉公に来ていた女給さんを、モデルにしながら、自分の創作活動での、昔の初恋の方の思い出を描いたのが、ご案内のような、「野菊の墓」という小説でございます。今の方は、「野菊の墓」というと、知らない方がほとんどでございまして、松田聖子さんの映画が最後かなあと、思いますけれども、そういうような場所でございます。「野菊の墓」の文学碑の、手前どもの建築にございます。ご案内のように、矢切の渡しということで、400年あまり続いている渡しがございます。いろいろな、なかでですね、矢切地区は、歴史のあるところでございますので、そんなことを、少しづつ、残していけたらなあ、ということでの、活動をさせて頂いているのが、矢切地区風致保存会でございます。御縁を頂いて、塩入先生に、短歌に、お力添えを頂いておりますけれども、やはり自分も、なかなか賞を頂くような短歌ができないのですが、短歌というのは、5・7・5で、終わるのではなくて、その後に、7・7という、言葉が加わりまして、より深い自分の思いを、伝えることができるのかなと、そんな、意味を感じている一人でございます。今年も、お力添えを頂いて、多くの方に投稿して頂ければ、ありがたいかなと、思っておりますので、よろしくお願い申し上げまして、塩入先生の短歌に対する、講話といいますか、話しを聞いて頂ければ、幸いでございます。本日はどうも、ありがとうございます。お世話になります。
外部卓話
松戸短歌会 会長 塩入 照代様
只今ご紹介に預かりました、松戸短歌会の塩入と申します。なんといいます、本日は特別の暑さで、本当に家の中にいても、どうしようかというくらい、居心地の悪いくらい、大変蒸し暑い、毎日でございます。今日は本当にこのような、立派な席にお招き頂きまして、誠にありがとうございます。松戸短歌会に対しましては、格別な御協力を頂きまして、深山先生には、毎年、感謝でいっぱいでございます。「初恋短歌」といいまして、これはほぼ定着致しました、作品も年々、数を増されまして、審査のほうも、本当に、甲乙着け難いというか、立派なお歌が。嬉しい悲鳴をあげております。私達、松戸短歌会、歴史は古いのです。これからも、ずっと、この支えを、地域の文化というか、市民の心を、もって頂いて、少しでも多くの歌が、毎回、応募してくださることを、祈っております。今日は、このような立派なお席に、招かれましたことを、私は感謝にたえません。どうぞ、よろしくお願い致します。これからも、皆様のお力がないと、松戸短歌会は、どうしようもありませんので、いろいろ日々の、活動のなかから、皆様の御協力を頂かなければ、ならないと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
短歌というのは、歴史が古いのです。1300年くらいになるのです。5・7・5・7・7 5・7・5は、俳句ですけれども、
それに7・7が、加わりまして。
俳句は、ポッと、言えるものを言うのですが、短歌というのは、一つの、物語をそのなかにあって、あるものでございます。短歌も、皆様、例年松戸短歌会のほうに応募され、頂戴しているのですが、県、そして日本と、こういう短歌大会の輪をどんどん広がって、私も、つい数年前までは、日本歌人クラブ、そして、短歌会のお手伝いをしてきたのですが、短歌人口も最近は、子供の短歌もすごく増えまして、嬉しく思っております。材料というのは、いっぱい身の回りにございますので、子供達が一生懸命に取り組んでいます。まして、これからの人生、一線を退いて、第二第三の人生はとても長いのでございますね。いろいろ皆さん、在職中に引き継いだ、いろんな経験とか、使命とか、そういったものを、視野を広く、色々なことに挑戦していらっしゃると思いますが、短歌も、より一層の、御協力を頂いて、松戸短歌会が、悲鳴をあげるくらいの数を、頂戴したいなと、思いますので、どうぞよろしくお願い致します。そして、矢切地区に、江戸川に初恋短歌の歌詞をずっと、私も見せて頂いたのですが、あのように、歌を、皆様により、ご披露できるという、喜びもありますので、どうぞ、ちょっと、立ち寄って、江戸川のあたりに行くと、とても、立派に歌が、並んでおりますので、どうぞ、御覧頂くと、とてもうれしく思います。これからも、まだまだ、続けていく所存でございますので、どうぞ、皆様の、御協力、お力を、是非、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。
質問
杉浦 昌則会員
今ですね、子供達がSNSの時代になりまして、文章の理解力・発信力がとても衰えてきていると、問題になっていますね。私今、源氏物語を読んでいるのですが、あの頃は常に、呼吸するみたいに歌をやりとりしているんですね。私、べつに大人にならなくても、小学生くらいになったら、十分、可能だと思いますので、松戸からですね、文章力を鍛えるという意味でも、学校の中で、もっともっと活用できる、したほうが良いと思っていますので、その方面にも先生、是非、御尽力頂きまして、お願いしたいと思います。
塩入様
そうですね。私は日本歌人クラブのほうの、幹事も2・3年前までやっておりまして、都道府県によって、学校へ出前出張、短歌会。学校へ出向いていって、やるというのを、何カ所かあります。
これには学校の御協力を頂かないと、なかなか難しい。でも、それは躊躇してはいけない。やはりこちらからアタックしないと。それくらいの、積極性を持たないといけないのですが。なにせ、高齢化のなかでやっているので、なかなか、足腰は丈夫で良いのですが。この暑さは辛いですね。やはり、学校に行って、自分のなかでは、考えていた。前からね。出張の短歌会をやりたいなというのは、考えをもっておりましたけれども、でも、そういう指摘を頂きまして、会のほうに戻りまして、皆さんと話し合って、少しでそれが、実現されたら、嬉しいなと。私の希望でもありますので、なるたけ、そのように、嬉しいなと思いますので、がんばります。
神谷 繁樹会員
昨年、6名の方に参加して頂きまして、その作品を持ってきたので、先生に、講評をお願いします。
(編集注)昨年応募した短歌の講評を頂きました。
歌ってね、あまり難しく考えないで、こういう日常茶飯を、さらっと歌うというのが、一番良いと思います。あまり腰を据えて「さあ、作ろう!!」なんていくと、なかなか、難しいので、見ていると、本当に、ちょっとした、事を拾って、歌うというのも、良いんじゃないのかなと、思いました。これからも、皆さん、どんどん作ってください。そして、松戸短歌会にも、お歌を出してください。会員になって頂いても嬉しいのですが。どうぞ皆さんも、これからも短歌ますます、楽しんでくださいませ。ありがとうございます。
神谷 繁樹会員
今年度も短歌を募集しておりますので、二週間後の例会に持ってきて頂ければ、私が提出します。昨年度からはですね、入賞者には、このようなプレートを矢切に掲げたいというのがございまして、これを西クラブから、贈呈しますので、よろしくお願いいたします。
御礼
松戸短歌会 会長 塩入 照代様
お祝い披露
ニコニコ報告 日暮 会員
点鐘 山本 衛会長
閉会