第1788回例会 ガバナー公式訪問(2024.10.8)を開催しました

第1788回例会 ガバナー公式訪問(2024.10.8)を開催しました

 

松戸西ロータリークラブ 第1788回 例会 ガバナー公式訪問 令和6年10月8日 

 

 

司会進行 神谷 繁樹

 

開会

 

 

点鐘 山本 衛会長

 

 

国歌斉唱

 

ロータリーソング斉唱

 

お客様紹介 

 

国際ロータリー第2790地区ガバナー 寒郡 茂樹(富里RC)

 

第13グループガバナー補佐  尾崎 裕一 様(松戸中央RC)

 

第13グループガバナー補佐幹事  井奥 俊博 様(松戸中央RC)

 

 

 

会長挨拶 山本 衛会長

皆さんこんにちは。先日の日曜日は、松戸まつりの出店に参加して頂きまして、ありがとうございました。防犯協会のスローガンである、「STOP 電話 DE 詐欺」を、チラシ配布、ティッシュ配布、ボールペン配布という形で、防犯に対する広報活動ができたことは、地味ながら、身近な奉仕活動ができたと思っております。会員が参加し易い活動であることも、忘れてはならないと、痛感しました。また、皆様のおかげで、用意したチラシ、ティッシュ、ボールペンがあっという間になくなり、企画立案の数的な考慮も、課題として、残ったと思います。皆様の、熱心な配布姿を見て、松戸西の根底にある、奉仕の心を、決して忘れては、いけない事だと、強く思った次第です。

さて、今日は、寒郡ガバナー公式訪問です。ガバナー公式訪問とは、何なのか。ロータリー用語便覧にて、調べてみました。

 

ガバナー公式訪問 Governor’s Official Visit

ガバナー公式訪問は、ガバナー自身が地区内の各ロータリークラブを、個々のクラブまたは複数クラブのグループとして、以下のような目的をもって訪問するものである。

  • ロータリーの重要な問題に焦点を当て関心を持たせる
  • 弱体クラブ、あるいは問題を抱えたクラブに特別な関心を払う
  • 奉仕活動参加へのロータリアンの意欲をかきたてる
  • クラブの定款と細則が、ロータリーの組織規定を順守していることを確認する
  • 顕著な貢献をした地区内のロータリアンを、ガバナー自ら表彰する

と、ありました。

 

逆に、聞く立場としては、この辺りを聞いていて、ガバナーのおっしゃる話に、ロータリーの重要な問題点やクラブの問題等を注意して聞けば、公式訪問を、もっと効率的に聞くことができるのでは、ないでしょうか。思い返しますと、自分が、幹事をやった際、当時の梶原ガバナーに、松戸西RCの定款の誤りを御指摘して頂いた記憶があります。定款の隅々まで、目を通されていることに、驚いた事を記憶しております。また、松戸西の、問題点や、弱いところは、少々、気になるところですが、松戸西の強いところである、親睦と奉仕については、ガバナーに是非、アピールしていきたいと思っております。ガバナーのお話を聞いた後には、クラブディスカッションも、予定しております。テーマは、「松戸西を活性化しよう」としました。次年度の40周年を、題材にしてもよいですし、クラブの事について、皆で考える、きっかけになればと、思っております。

今日は一日、よろしくお願いいたします。

 

 

幹事報告 河合 直志幹事

RYRA実行委員会より、RYRA実行委員会 委員の推挙のお願い が、来ております。

 

 

 

卓話(卓話抜粋) 国際ロータリー第2790地区ガバナー 寒郡 茂樹(富里RC)

 

皆さん、こんにちは。今年度のガバナーをさせて頂いております、寒郡でございます。よろしくお願いいたします。まず先程は、懇談会をさせて頂きまして、去年からお聞きしたいのですが、モンゴルとの交流の中で名誉市民になられた方がいらっしゃるそうで、おめでとうございます。素晴らしい活動をされていると思います。その話題をずっと、話をしておりまして、感銘を受けております。今日は皆さん方に、地区の方針、あるいはRIの方針を含めてお話をしなければなりませんので、今日はパワーポイントを作って参りましたので、パワーポイントを見ながらですね、話しをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

まず、今年の会長は、ステファニーA・アーチックさんというアメリカの方でして、今年の会長テーマは、The Magic of  Rotaryでございます。ドミニカ意共和国で、浄水機設置活動をしたときに、汚い水がきれいな水に変わったのを見て、「もう一度、その魔法を見せて。」と、子供達が言ったというのを、非常に彼女は、感銘を受けておりまして、ロータリーの持つ力、マジカルパワーという言い方をしておりますが、そういった意味では、The Magic of  Rotary、ロータリーのマジックで、こんなことができる。ロータリーのマジックでこんなことをしていこうというようなことでですね、今年のテーマがあるということでございます。しかしながら、会長テーマを含めて、毎年のように色々な指針が出ております。会長イニシアチブというような言い方をしておりますが、これが毎年出ていると、なかなかクラブとしても噛みくだけていけないと。ということで、できれば3年くらいのスパンで考えていきましょうと。ということで、昨年度の理事会で、決定したようでございまして、そうすると会長テーマは来年から、3年位、新たに出てこないだろうと、いうふうに思います。非常に残念なことかもしれませんが、また3年後以降に、新たなテーマが出てくるかもしれません。

 

そして会長の方針としては、ビジョン声明達成の為の4つの優先事項(Action Plan)についてはご説明させていただきます。

平和のための活動の促進

クラブでの体験を魅力的なものに

DEIの推進による帰属意識の醸成

継続(Continuity)と変化(変化を導く)

 

今まではロータリーは、単年度という考え方をしておりましたが、できれば3年くらいのスパンで色々なことを考えていきましょうということです。地区補助金ひとつとるにしても、計画をして実行をしてという、検証をするということを含めて、だいたいそれぐらいの年度が必要になるわけでして、継続ということが、ひとつキーワードになっております。今日お越しの皆様方の会社もそうだと思いますが、新たにいろいろなことをしていかなければ、会社の業績は伸びないわけでして、そういった事を考えると、変化ということが、非常に大事だということです。そういった意味で変わっていく事にチャレンジしていきましょう。というような意味を含めてですね、継続と変化ということで、それを3年の一つのスパンということで、 3year Rolling Target / Planとうことになります。

 

そして最近のRIの動向としましては、地域化・複数年化・柔軟化への転換ということで、クラブの運営は、クラブの皆さん方にある程度、お任せしましょうという流れだと思っています。

会員資格を柔軟に

例会頻度を各クラブで決定

ローターアクトもロータリアンに

言語や文化などに応じたエリアの検討

新しいガバナンス構造を研究(RIBI / 豪州地域)

地域リーダーを複数年に

 

ここ10年くらいのロータリーの変化をまとめると、この様な形になります。2016年の規定審議会におきまして、例会の柔軟性、会員の多様性の導入されております。大事なことは、2017年のなかに、ビジョン声明が発表されております。ここ数年は、ビジョン声明をもとに、いろんな処方がされている。というふうに考えて頂いても結構だと思います。2019年の規定審議会においては、ローターアクトも、ロータリーと同格になりました。また、2022年の規定審議会においては、公平さとインクルージョンが細則に追加されております。これはDEIのことだと、思います。

 

何故これほどまでに、ロータリークラブはですね、変わろうとしているのか。それは、この数字をみてわかるとおり、世界的に会員数が減少していることで、ございます。特に欧米、西側諸国 では、非常に減少率が高い。昨年度一番会員数が、増加したところは、南米だそうです。その前はインドですね。そういった地域が伸びているので、どうにか減少が極端ではなく、維持をしているということなのでしょうか。日本においても、コロナ禍で減ったようですが、下げ止まったという言い方もしておりますが、全体的にロータリーの会員数は、減っております。

 

そしてそれを、皆さんのなかで変えていかなければならないということも含めてのなかで、ビジョン声明が発表されたわけです。私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。ということです。これがロータリーのここ数年間の基本となる声明になっております。

 

これは、TOGETHERから始まる英文ですが、英語に堪能な方は噛みくだいて頂ければと思います。名文だと言われておりますが、これを具現化するために、どのような手法が必要なのか。これを具現化するためには、どのような事が必要なのか、という調査もRIは行ったそうです。

 

そしてそのなかで、問題になっている数字がいくつかございます。

一つ目、

ロータリーは、自分のような人のための団体である。一般の方も含めて答えた方が、わずか35%。日本でももっと少ないと思います。

ロータリーは、自分たちには関係ないねと、思う方が、やはり多いんです。ということです。

 

そして、

ロータリー会員の知り合いがいる。というのが、わずか25%

こちらも、日本ではもっと少ないのかもしれません。

やはりロータリーはもっと、いろんな方々に、アピールをしていくべきだろうと、ということが、基本となっていくようなことです。

これを、こういった数字を、少しでも、よく知っていくためには、Action Plan ということになるわけでございます。

 

これが、Action Planでございます。大きく4つの柱がございます。

より大きなインパクトをもたらす。

参加者の基盤を広げる

参加者の積極的なかかわりを促す

適応力を高める

ということでございますが、ひとつひとつ説明をしてまいります。

 

より大きなインパクトをもたらす。

例えば奉仕プロジェクト一つととってみても、どうもいままでは、ロータリー側からこんなことを、してみよう。こんなことを、したい。ということだったと思いますが、やはりそうではなくて、地域のニーズをもっと、捉えて、地域のニーズに寄り添った形で、いろんな事を、行っていただけませんか。ということでございます。松戸は、広いんで、こんなニーズがあるということを、把握して頂いて、それに対するプロジェクトを考えて頂いて、それもできれば長いスパンで考えて頂きたいと。そしてなるべく大きなプロジェクトをしていって頂きたい。モンゴルに対して、ずっとやられているということは、やはり、私はこれだけ、何年か続いて、名誉市民を頂いたということは、やはり、モンゴルの方のニーズを捉えているからだと思いますね。そういうことが、非常に大事なんだろうと、いうふうに、思います。

 

インパクトの考え方も、こういうことです。

例えば、浄水器を設置しますと。といったときに、浄水器がいくらで、購入費をいくらで、設置しようということが、インプットでございますが、水がきれいになりました。ということが、結果でございます。今まで、水を汲みにいかなければいけなかった子供達が、水を汲みにいかなくても、よくなった。その分、学校にいけるようになった。これが、成果でございます。そして、その子供たちが、地域で、地域おこしをしていて、地域が発展していく。ということで、インパクトです。でこれば、これぐらいのスパンまで、長く考えて頂きたい。ということでございます。

 

そして、参加者の基盤を広げる。ということです。現状、もっといろいろな方々と、接していって頂きたい。ということが、必要だということでございます。ジェンダーのことも含めて、もっと違う、いろんな方々のと、接していって頂きたい。というのが、参加者の基盤を広げるです。新クラブの設立とか検討するとかありますが、余談になりますが、今年、市川シビックロータリーで、衛星クラブができまして、市川シビックローズという、衛星クラブができました。柏中央RCもできていますので、今は地区内で、83クラブ、衛星クラブが2つ、ローターアクトクラブが、5つありますので、90ということです。実は、松戸西RCさんで、45箇所目になりまして、ちょうど今日が、半分回らせていただきました。あと、半分あるんですが。そして、クラブや地区に、いかに変化をもたらしているか。クラブや地区にいかに地域のために、やっているかということも、もっとおられる方々には、憂慮していただきたいということです。

 

そしてこれが、どうしても皆様方に、お伝えしなければいけませんが、世界の女性会員の比率でございまして、現在ロータリーがある219の国の女性会員の数が、日本は、217番目だそうでございます。ロータリーは、50%が、女性会員です。そういうことを考えると、柔軟ということではないと、やはり、地域でがんばっている方々が、男性女性を問わず、全員が入って頂きたいということを、皆さんに、わかって頂きたいのですが、しかしながら、日本の数は非常に少ないと、いうことを意識して頂きたいと思います。

 

日本のロータリーの方々に、クラブの課題はと、お聞きしますと、会員の高齢化だとか、会員の減少ということも、ありますが、やはり女性会員が、未入会という、このような数字があるわけです。そしてクラブを良くしたい、会長・幹事・会員増強委員長のために、ということで、マイロータリーのなかには、こういう、会員増強のアイデアみたいなものもございますので、山本会長は非常に、勉強されていて、こういうことはよくご存じだとは思いますけれども、すこしでも、こういうことを、皆さん方にも、知って頂ければと、思います。

 

そしてクラブが変化をもたらしているストーリーということで、これは、実は、動画でございますが、ニュース番組を、YOUTUBEで、掲載されてこともあるのですが、見て頂こうと思います。

 

動画

ロータリー国際青少年交換プログラム についての動画を、視聴

 

はい。ありがとうございました。これは、クラブが変化をもたらしているストーリー、ということで、ひとつの例として挙げさせていただきました。やはりロータリーは素晴らしいことをしているわけですし、このお嬢さんにとって、この一年間は本当に、小さなレベルでもですね、本当にかけがえのないものだと、思いますけれども、こういった活動をしているということを、いかに、いろんな方々にもっと知って頂くと。ということが、大事なんだろう。というふうに思います。朝のニュースで、こういう番組を作って頂いているようでございまして、この前、千葉クラブのほうに行きましたところ、千葉クラブにはNHKの支局長だったり、千葉日報の社長だったり、マスコミ関係の方も結構しまして、是非、少しでもニュース性があったら、取り上げていただけませんかという、お願いをしました。この前インターアクトの千葉の年次大会がありまして、そちらのほうで、ニュース、NHKで、2~3分ですかね、流して頂いて、ロータリークラブ主催の、というふうに、やっていただきました。皆さん方も、是非、こういった、広報活動を、例えば、広報松戸みたいなものが、あるかわかりませんが、そういったものにも、是非、アピールしていただきたいと、思います。

 

そして、参加者の積極的な関わりを促すということです。

ロータリーは、本当に素晴らしい先輩が沢山いらっしゃって、その背中を見ながら、私たちも頑張ってきたつもりですが、自分自身も非常に積極的に参加をさせて頂く、クラブというものがありますが、やっぱり、ロータリアンだけでは、おう、駄目なんだろうと。というふうに考えます。いろんな方々にも、一般の方々にも、ロータリーについてわかって頂くと。一番下に書きましたが、そうすることで、ロータリーの活動を支援しようという、インスピレーションを与えよう。といいますが、そういうインスピレーションを、感じて頂くと。とういようなことが、大事なんだろうと。思います。

 

クラブをよくしたい、会長・幹事・会員増強委員長のためにということで、クラブの健康チェックみたいなものが、ありますので、やって頂くと、自分のクラブが、どのような立ち位置かというのが、よくわかると思います。

 

 

そして最後に適応力を高めるです。

革新的な方策やアイデアを取り入れてみよう。とか、責務の削減、統合、削除などの、と書いてありますが、要するに、先程もいいましたように、企業においても新たなチャレンジを、やはりすることが必要なわけでございまして、そうすることに、トライをしていきましょうと。そいういう文化を築きましょうと。そうなったときに、それに対して、適応をしていきましょう。というような、この適用力を高めるということが、意味合いになります。

 

クラブは変わるべきかというというふうに、ロータリアンに問うたところ、「とてもそう思う。」「そう思う。」という方が、半数以上でございます。この素晴らしい伝統を、守ることにチャレンジしていくという、やはりそういう文化を築くことが大事なんだろうと、思います。

 

そして、それをできれば3年くらいで、目標と計画を立てていって頂けませんか。というのが、3Year Rolling Goals になるわけです。できれば、数値として、それを出していきませんか。それを皆さんで共有していって頂きたい。というのが理解でございます。例えば、3年間で、10人の増強をやはり、しましょうと。例えば、みんなで決めたら、今年は、3人くらいは、増強していかないといけないね。とか、ということが、やはり、十分にわかりやすい数字として、共有できるわけでございます。そういったことについて、皆さん方で、お願いをしていきませんかと。ですから戦略計画、あるいは、中期計画、長期計画あるかもしれませんが、そういった担当者の方が、クラブに一人、「行動計画推進リーダー」を、お願いします。と、RIの方から、言われておりますが、そういった戦略計画を、まとめあげて頂いたような方が、なって頂くと、良いのかなと。というふうに私は、思います。

 

そしてですね、基本的な私の考え方でございますが、主役はクラブであり、ロータリアンである。というふうに思っております。各クラブの皆さん方のためにも、地区は何ができるのか。と、どういったサポートができるのかという、ということを考えながら、行動してください。というのが、地区の皆さん方にも、お願いをしているわけでございますが、しかしそれはですね、第2790地区だけではない、日本のクラブだけでもない、世界のクラブに対して、私たちは責任があるわけでございまして、そういった事を考えると、国際ロータリーの指針というのが、非常に重要で、ニュートラルであると、私は思っております。世界大会等に行ってですね、開会式とかに出ますと、これだけ多くのか皆さん方が、世界平和の事に対して、アクティブティしていたりですね、ポリオのことを一生懸命やっていたりしたり、ということについては本当に誇らしいと、というふうに思っておりますし、本当に誇りを持ちたいというふうには、思っております。

 

ここで、余談になりますが、私ポートランドというところに、取引先がございまして、ロータリアンでございまして、15年位前ですけれども、行って、メーキャップさせてくれと、頼んだら、私の希望する金曜日が、ウチの例会やっていないから、知り合いの警察所長に頼んでおくから、朝の10時半くらいには、ホテルのロビーで、待っていてくれと、言われて、ロビーで待っていましたら、玄関にパトカーが着きまして、そこから降りてきたのが、彼でございまして、ポートランド市警の警察官でございます。「ミスター寒郡か?」と言われて、「そうです。」といったら、「ボスから言われているから、今から、例会場まで、お送りするから、乗ってくれ」という話で、パトカーに連れられてですね、(会場 大笑)例会場まで、行ったことがございます。例会場は左側にあります、JEWISH コミュニティセンター というところですが、JEWISHというのは、ユダヤ教のことでございますが、そちらの例会場まで、彼に連れていってもらったのですが、「大丈夫か?」 彼に、「大丈夫ですか?」と、聞いたんですが、「大丈夫」だと。4時間の休憩をもらっているから。と、いうふうに言っていたんですが、パトカーに乗せて、連れていくのは大丈夫ではないだろうと、(会場 大笑)思いましたけれども、そういう強烈な体験をずいぶん前にさせて頂き、私にとっては非常に、大きなインパクトのあることでございました。皆さんは、どうでしょうか。

 

そして、DEIを基本としたクラブの活性化です。多様な人材が強いクラブをつくる。多様な人材が、必要だということが、皆様方によく理解をして頂けることだと思います。一番大事なことはですね、EQUITYだと、私は思っています。一人一人が、違うわけでございまして、ロータリー観も含めて、生き方も違う、考え方も違う。時間のかけ方も違うわけでございます。私も、時間があるから、ガバナーをさせて頂いておりますが、本当に、仕事をやっていて、今が勝負だという方もいらっしゃるかもしれません。やはり、お互いに違うというところから、スタートするといいますか、それを気遣うといいますか、そういうことを、することによって、はじめて Inclusiveなクラブになっていくんだと思います。ロータリーの伝統である、寛容の心というような、やはりそれにあたるのかなと、私は思っておりまして、お互いがですね、お互いを気遣っていくということが、非常に大事なんだろうと、いうふうに思います。インクルーシブ、そうやって気遣っていけば、クラブに対する、帰属意識もわいてくるわけでございます。クラブを好きになって、やはり、クラブを好きにならなければ、ウチのクラブに入ってくれと言えない。わけでございますが、今、45カ所回っておりますが、あるクラブはですね、最初に例会が始まる前に、とりあえず皆で一人一人、お互いに、握手をするということから始まるクラブもあるんですが、非常に、和みましてですね、やはり、数が多くなればなるほど、かもしれませんが、例会に来て、食事だけして帰るという人もいるかもしれませんので、元気と、声をかけて頂くことを、ひとつとってほしい。その気遣いというようなものと、私は思っております。握手というのも、非常に良い手段で、コロナ中はできなかったですけれども、そういったことをしているクラブもあります。

 

そしてロータリアンに、ロータリーを続ける理由をお聞きしますと、やはり、異業種交流の場だということが一番にきます。その次に、生涯の友人というふうにでてきます。やはりロータリーというのは、生涯の友人を創る場なんだろうなと、いうふうに思います。なかなかこういう歳になって、友人を創れる場というのは、なかなかないのでございまして、本当にロータリーというのは、それで良いんでしょうね。と思います。

 

そしてRIの方からは、トレーニングからラーニングへ。ということで、提唱をされております。今まではですね、「こうしてください。」ということに対する、トレーニングという形がベースになっていると思うのですが、そうではなくて、やはり、今日、このようにお話しているのも、自分で気づいて頂いて。こんなことがあるんだな。こんな分野が、このように理解しよう。こんなことをずっと、調べてみようよ。自分で、考えて、勉強していって頂くというわけではないのですが、そうすることが、やはり、ラーニングの基本なんだろうと、思います。それをお互いに、ディスカッションして頂いて、素晴らしいことを「気づく」ということが、やはり、ファシリテーターだというふうに思っておりまして、会社の会議も一緒だと思うんですね。やはり皆さんで会議をすることによって、皆さんで本音を言う事によって、なんか、同じ方向を向いていく。やはり先程も言いましたように、こちらを向いている人、こちら側を向いている人も、千差万別でございます。特にクラブは、ロータリークラブは、そうだと思いますが、それがディスカッションすることによって、一直線にはならないけれども、なにか、45度じゃないですけれども、それぐらいに縮まって、同じ方向を向いていると。これが、ラーニングだと思っておりまして、ファシリテーターの技術だと思っておりますが、こういったことを含めて、トレーニングからラーニングということが、奨励されています。そしてそれを皆さん方で、たまにこう、真面目に1時間ぐらいはディスカッションしていく。テーマとしてはですね、こんなことは、どうだろうと。ということです。

 

ロータリーとは。これは、非常に難しい議題になりますけれども、「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育む」とうような、目的のなかで、じゃあ、自分たちは、どんな団体なんだろう。というようなことを、新たに。あるいは、その「超我の奉仕」であったり、「最もよく奉仕するもの、最も報いられる」というようなことであったり、また、非常に大事ですが、「4つのテスト」、真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなの為になるかどうか ステファニーさんは、この4つのテストを基本とした、クラブの運営というのを、お願いをしております。

 

そして中核的価値観でございます。 親睦、奉仕、多様性、高潔性、リーダーシップというようなことで、何が大事ですか?と。日本のロータリーに、ロータリアンに問うと、だいたい皆さん、親睦か、奉仕というものを、まず、考えますが、しかし外国との取引等、していたら、ときには、やはり相手が、ロータリアンでもあるということが、本当に、安心をします。それは、その方々が、やはり、リーダーシップであったり、高潔な人で、あると。いうふうに、思うわけです。これが素晴らしい伝統を、世界的に作ってきてくれていると。というのが、また、ロータリーなんだなあと、いうふうに、思います。

 

そして、今年は、地区の危機管理・防災への取り組みということで、危機管理委員会をちょっと、リニューアルをしております。今までは、RIYJEMという国際ロータリー日本青少年交換他地区合同機構というような、組織があって、そこで保険等の管理をしながら、青少年に対する、ハラスメントについては、いろんな対応のケアをしてきたわけでございますが、もう青少年だけではなくて、いろんなハラスメントがありますので、それまでにどう対応していくのかということを、マニュアルといいますか、個々の考えといいますか、そういった事の研究をしております。

 

そして、国際大会の案内でございますが、来年6月21日からカルガリーでございます。21日の日に千葉ナイトがありますが、連休中に個人的に、カルガリーに行って参りまして、予約をして参りました。皆さんも是非、楽しい、千葉ナイトをというふうに、思っております。もし時間があれば、今、ダイレクト便があるそうです。成田からカルガリーまで、ダイレクトに行く飛行機会社があるので、8時半くらいでつきますので、よければお願い致します。そして最後に、地区大会とゴルフ大会の案内でございます。地区大会は、例年のように、幕張で、2月8日9日です。記念ゴルフ大会は、久能ゴルフカントリーで、4月23日にやりますんで、是非、御参加頂ければと思います。

 

以上、私の方で、お伝えすることは、以上でございます。御静聴、ありがとうございました。(会場 拍手 拍手)

 

委員会報告 

 

国際奉仕委員会 石井 弘委員長 国際奉仕委員会からご連絡します。地区の国際奉仕の、TSUNAGU2790 に、私共から、3カ所、5万円ずつの補助クラブとして、参加を致しました。今日、お見えになっているガバナー補佐の松戸中央RCは、ベトナムとおやりになるということで、高木会長のほうから、一度趣旨について、ご説明がありますと。ということで、一度、お越し頂くことになりました。その日に、もし、ベトナムに行かれる方がいましたら、そこでまた、募集をしたいというのが、ありますので、皆様の御協力の程、お願いをしたいと思います。他のクラブから、説明があった場合には、また例会のほうで、皆様に、ご紹介をさせて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

 

結婚記念祝 

 

ニコニコ報告 神谷 繁樹

 

点鐘 山本 衛 会長

 

閉会

 

 

 

クラブディスカッション

テーマ「松戸西ロータリークラブを活性化しよう。」

ファシリテーター 山本 衛会長

2024年10月13日