第1669回例会(2022.2.22)をオンラインにて開催しました

第1669回例会(2022.2.22)をオンラインにて開催しました

 

会長挨拶 森会長

 皆さんこんにちは。2月22日例会を開催させて頂きます。

 冬季北京オリンピックも終了しました。何かと話題や問題の多い大会でしたが、日本選手の活躍には素直に心躍りました。前回平昌大会を抜いて過去最高のメダル獲得数ということで、日本選手の頑張りに拍手を送りたいと思います。1972年、札幌オリンピックでの70m級純ジャンプ金銀銅メダル独占をテレビにくぎ付けになって応援した世代からすると、隔世の感があります。

 コロナ禍のワクチン接種3回目はいかがでしょうか。前回例会前にワクチン接種券の話題になりましたが、あの日家に帰ってみると確かに松戸市から資料が届いておりました。ワクチン効果のうち、感染と発症の予防効果は時間とともに低下することが接種が進んでいる国から報告されるようになりました。特に60歳以上の効果の低下が顕著で、感染した場合の重症化リスクも徐々に上がることが想定されているそうです。オミクロン変異ウイルスの感染状況に対応するためにも3回目の接種が進められています。皆さん3回目接種はいかがでしょうか。お互いに気を付けてまいりましょう。

 さて、ロータリーは2月は「平和構築と紛争予防月間」です。2月号のロータリーの友を読むと「青少年交換、その始まりの物語」が掲載されています。内容は1961年RIの国際大会が東京で開催された時の事で、日本とオーストラリア間で初めての青少年交換が成立したことに関する記事でした。オーストラリアは太平洋戦争による日本からの攻撃や、戦争の際日本軍の捕虜となったオーストラリア人捕虜の扱いに関する非人道性から、反日感情が強かったと言われております。近年では捕鯨問題をめぐり日本を強く非難している国のひとつです。オーストラリアの反日・反捕鯨運動には日本の女性にも参加者がおり、男女問題やフェミニズムと絡めてこの問題を複雑化しています。ただ、2019年に外務省が実施した世論調査における「オーストラリアにとって今後重要なパートナーとなるのはどの国か」という設問で、日本は44%でアメリカと同率1位となっています。

 ロータリーの友2月号を読んでみて、国際奉仕の重要性をあらためて認識したところです。西クラブは皆様のお力添えで、スリランカ、モンゴル両国の発展のお手伝いをさせて頂いています。こうした日常の民間レベルでの取り組みが国と国との間における信頼関係を築いていくのだと確信しました。皆様もぜひ一読されてみてはと思います。

 以上本日の会長挨拶とさせて頂きます。

 

幹事報告 山本幹事

五クラブ親睦ゴルフ大会について

「ロータリー学友と繋がるセミナー」開催の再案内及びオンライン開催への変更の案内

RLIパートⅡ 3月5日開催のご案内

コーディネーターNEWSについて

 

卓話 髙橋会員

「自動車のこれからを考える」

皆さんこんにちは。今日はwebでの卓話をさせていただきます。画面上での会話ですので色々伝わらないところもあると思いますが、ひとつお付き合いくださいませ。

 前年度は会長として皆様には色々お世話になりましたが、今回は一ロータリアンの卓話として興味を持った内容を話そうかと思います。

 以前にもお話ししましたが、私個人的に自動車関連の話に若いころから興味を持っていました。そして最近ですが、自動車にとって大きな転機を迎えようとしています。今から13年後の2035年に日本国内においての新車販売は電動車100%にするという方向性が打ち出されました。 ここで言う「電動車」は完全な電気自動車という意味ではなく、電気自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリッド車・ハイブリッド自動車です。つまり、2035年にガソリンエンジンやディーゼルエンジンのみといった純粋な内燃機関の自動車は姿を消す、という事になります。

 では、他の国々ではどうなのでしょうか。

 2021年の状況では、イギリスは2030年にガソリン・ディーゼル車販売禁止。フランスは2040年までに化石燃料車の販売禁止。アメリカ(カリフォルニア州)2035年までに排気ガスを出さない新車販売へ。カナダは2035年までに内燃機関搭載車の販売禁止。

 恐らく日本も海外のこういった流れに同調する流れをとったものと思われます。

 ただ、欧州では日本よりもさらに厳しく2035年にハイブリッド車を含む内燃機関搭載車の販売を禁止する方向で進んでいるようであります。 ただ昨今のコロナウイルスによる経済や流通の混乱などを考えると、計画通りに進むのかというところには疑問の余地があると思います。

さらに28年後の2050年にはカーボンニュートラル(いわゆる脱炭素社会)へ向けた内容としてガソリン・軽油の販売自体が禁止されるという話も出ている模様です。その為の布石として2035年の内燃機関の自動車販売が実質禁止されるという世界的な流れが出来上がっている様に思われます。

 さて、電気自動車というと最近作られたような印象がありますが、その歴史を調べてみましたら意外と古く、なんと19世紀である1830年代にはスコットランドにて世界初の電気自動車が発明されたそうです。そして実際に販売された電気自動車は英国にて1886年において、しかも最初のガソリン車よりも5年早かったそうです。 1899年にはガソリン車よりも早い時期に時速100キロを出せるほど高性能で、当時主流だった蒸気機関、内燃機関と覇権争いを演じていたそうです。

 発明王と言われていますアメリカのトーマス・エジソンも電気自動車の改良に努めていて、充電可能なバッテリーの開発を続けていました。しかし、広大な国土のアメリカにおいて、航続距離の短い電気自動車の問題を克服するのは非常に困難であり、その間にヘンリー・フォードによる内燃機関乗用車(いわゆるT型フォード)の成功で、完全に自動車は内燃機関という流れとなりました。 

 日本では第二次大戦終了後、ガソリン不足と空襲による工場破壊などで電力が余っていた時期に数社から電気自動車が販売されていました。当時は一度の充電で航続距離は65キロ、最高速度は時速35キロだったそうです。しかし、ほどなく起きた朝鮮戦争の影響による鉛価格の上昇(バッテリーの材料)、ガソリンの生産量の増加により姿を消したそうです。

 再び脚光を浴びたのは1970年代、あのオイルショックの影響で国内では当時の通産省主導で電気自動車研究開発プロジェクトが実施、ホンダを除く全メーカーが電気自動車を開発しました。しかし当時の技術では要求する性能を確保できず石油流通の改善、排気ガス浄化システム(触媒)の技術向上により電気自動車は再び姿を消します。

 それから時代は進んで2000年代、21世紀に入り大きな転機が訪れます。

 リチウムイオン電池の普及です。今までのバッテリーよりも高性能・高出力であり充電においても急速充電が可能となりました。電池自体の寿命も長いものとなって、電気自動車の普及が徐々にではありますが増えていく状況となっていきます。

 ここからは個人的な考えになりますが、電気自動車は今後一気に普及するとは思っていません。現状で考えますと、排気ガスが全くでないという最大の長所、モーター駆動はエンジンのようトルクカーブが存在せず、常に一定であることから加速が一定であること。そして今ではまだ価格面では内燃機関車には勝てませんが、自動車を構成している部品点数が圧倒的に少ないので、将来的には大量生産によるコストカットでの低価格化等も進むでしょう。

 ただし長所ばかりではありません。いずれ克服されると思いますが、現状では圧倒的に航続距離が短い事、そしてバッテリーの特性上寒冷地や高温地帯での電力の消耗が激しい事、それを補うための充電スポット(ガソリンスタンドみたいなもの)の圧倒的な不足。

 残すこれから10年後程度で日本全土、へき地を含むあらゆる場所への充電スポットの設置、高速道路や主要幹線道路などに多数の充電スポットを設置できるかと考えると現実的とは思えません。

 後は寒冷地などで雪による立ち往生などが発生した場合、電力消費の激しい暖房は最低限の使用、最悪は使えない事も考えられます。

 私の考えでは、ディーゼル搭載車の都市部への使用制限の様に、初めは首都圏や地方都市周辺でのエリア限定での電気自動車への切り替え、その後技術の向上や充電スポットの増加などに伴いエリアを全国区へと広げていくのではないかと考えています。

 さて、では内燃機関であるガソリン・ディーゼル車は今後どうなるのか?これは仮定の話ですが、今後13年の間に純粋なエンジン車で新設計のエンジンが搭載されることはないと思います。ハイブリッド車ならば発電、電気システムの補器的役割となると思います。

 私の様な車好きとしては、車はエンジンで動くものと今でも考えていますので、エンジンを操る楽しさを求めるのであれば新車で買える最後のチャンスが今かなと思っています。

 曖昧ですが20年ほど前から「ダウンサイジングターボ」を謳って排気量の縮小化も進んできました。欧州車でも以前は2000CCから3000CCだった車が1200-1600CCのターボエンジンに替わっていたり、極端な話大排気量がイメージのアメリカ車でさえ2000CCのターボであったりする時代です。大排気量に憧れがあるならば今のうちに手に入れて乗ることをお勧めします。そして早くも絶滅危惧種となっているマニュアルシフトの車、自動車大変革の時代が来る前の最後に是非いかがでしょうか?

 私はそうなる前に大排気量の車を中古でもよいので一度手に入れたいです。そしてマニュアルシフトのガソリン軽トラックを一台マイカーにしたいと思っています。

 電気自動車はその後にゆっくり楽しさを見つけていきたいと思います。あ、でも2050年には私も81歳なので免許返納して運転しなくなっているかもしれませんね。

 そう考えると53歳の今、趣味とロータリー活動に楽しとしながら関わっていきたいと改めて思うところであります。

 なんともまとまりのない話になり、ロータリーとあまり関係のない話になりましたが私の卓話とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

2022年2月28日